AviUtl2でリリックモーションを行うためのスクリプト
初期配置場所はTransition (切り替え効果)
である.
- 同梱の
*.anm2
をC:\\ProgramData\\aviutl2\\Script
フォルダまたはその子フォルダに入れる.
- 導入したものを削除する.
- 導入したものを上書きする.
-
Ref Motion
ここのトラックバーの移動を読み取り,リリックモーションを行う.この区間は1文字分であり,テキスト全体の長さではない.
ここで設定できる移動方法であれば,どのような移動方法でもリリックモーションを行える.
設定例: 0.0 -> 1.0 直線移動 (時間制御)
-
Max Dist
最大移動量.
-
Spread
開始,終了位置のランダムさ.
-
Speed
変化速度 (変化量倍率).1倍のとき,1文字は100フレームで動作を完了する.
-
Interval
文字の登場間隔.変化速度によって間隔も変化する.
-
Move X
X軸方向に移動させる.
-
Move Y
Y軸方向に移動させる.
-
Omni Dirs
無効のとき右下から登場するが,有効にすることで上下左右からの移動を認める.
-
Inv Dirs
移動方向を反転させる.
-
Type
移動のタイプを指定する.
-
In: 登場
-
Out: 退出
-
In/Out: 登場と退出.退出時参照モーションは逆再生となる.
-
-
Scale
登場退場時の瞬間の拡大率.絶対値ではなく相対値である.
Entry
は登場時の瞬間拡大率,Exit
は退場時の瞬間拡大率を意味する.%で指定. -
Rand Flip
登場退場時に瞬間的に反転させる.反転確率は0.5.
Entry
は登場時のランダム反転,Exit
は退場時のランダム反転の有効無効を意味する. -
Seed
乱数発生のシード値を設定する.マイナスでレイヤーを移動させても値が変化しない.
本スクリプトは,moll様が公開されている全自動リリックモーションを参考に作成いたしました.このような場をお借りして恐縮ではございますが,革新的かつ非常に有用なスクリプトを公開いただき,心より御礼申し上げます.
LICENSEファイルに記載.
-
v1.0.1
- Spreadパラメータ0のとき移動しない問題の修正.
-
v1.0.0
- release