AviUtl ExEdit2のカメラ操作感を変更するスクリプト群.
現在使用可能なスクリプト
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Transform
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Parent
-
Track
初期配置場所はカメラ効果
である.
オブジェクト追加メニューの設定
からラベル
を変更することで任意の場所へ移動可能.
- 同梱の
*.cam2
と*.dll
を%ProgramData%
内のaviutl2\\Script
フォルダまたはその子フォルダに入れる.
beta4
以降ではaviutl2.exe
と同じ階層内のdata\\Script
フォルダ内でも可.
- 導入したものを削除する.
- 導入したものを上書きする.
3DCGソフトのようなカメラ操作感を提供するスクリプト.カメラ上方向ベクトルと方向ベクトルを指定方法で移動回転する.
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X, Y, Z: カメラの位置を定める.このとき,カメラの姿勢は変化しない.
-
Rotation:
Rotation Mode
リストで選択した回転方法に従ってカメラの姿勢を変化させる. -
Rotation Mode: 回転方法を選択する.AviUtl標準の回転方法は
ZYX Euler
である.選択できる方法は以下の8通り.-
Quaternion: W,X,Y,Z回転を使用する.Wが実部,X,Y,Zが虚部である.W,X,Y,Zは大きさが1になるように正規化される.
-
Axis Angle: W,X,Y,Z回転を使用する.Wが回転角度,X,Y,Zが回転軸である.
-
Euler: X,Y,Z回転を使用する.外因性オイラー角 (Tait–Bryan角である6種類) を指定.
-
-
Parent Layer: 親オブジェクトのレイヤー番号を指定する.
0
またはカメラ自身のレイヤー番号
を指定した場合,下記Parent
が存在すればそのデータを使用する.
親オブジェクトの位置,回転,拡大率によってカメラの座標系を移動させる.
-
Use Relative Layer:
Parent Layer
で指定するレイヤー番号を相対値にする. -
PI: パラメータインジェクション.
{
x = 0.0, -- カメラのX座標 (number)
y = 0.0, -- カメラのY座標 (number)
z = 0.0, -- カメラのZ座標 (number)
rw = 0.0, -- カメラのW回転 (number)
rx = 0.0, -- カメラのX回転 (number)
ry = 0.0, -- カメラのY回転 (number)
rz = 0.0, -- カメラのZ回転 (number)
rot_mode = 21, -- カメラの回転モード (number)
parent_layer = 0, -- 親オブジェクトのレイヤー (number)
use_rel_layer = false -- 親オブジェクトのレイヤーを相対値で設定するかどうか (boolean or number)
}
{}
は既に挿入済みであるため,PI項目では中身のみ記載する.
rot_mode
は以下のように記載する.
-
0
: クォータニオン -
1
: 軸回転 -
[5, 21]
: オイラー角 (外因性,Tait–Bryan角)
オイラー角の回転順序は0(3)
をX軸,1(3)
をY軸,2(3)
をZ軸のように3進数で表現した軸を回転順に並べ,10進数に変換して表現する.
例えば,XYZ Euler
は012(3)
となり,5
と表現する.
Transform
のParent Layer
が0
またはカメラ自身のレイヤー番号
のとき,子どもとするTransform
の1つ上に設置することで親オブジェクトとして使用できる.
通常オブジェクトとは異なり,回転方法としてZYXオイラー角以外を指定できる.
-
X, Y, Z: 根本位置.
-
Rotation:
Rotation Mode
リストで選択した回転方法に従って根本姿勢を変化させる. -
Rotation Mode: 回転方法を選択する.AviUtl標準の回転方法は
ZYX Euler
である.選択できる方法は以下の8通り.-
Quaternion: W,X,Y,Z回転を使用する.Wが実部,X,Y,Zが虚部である.W,X,Y,Zは大きさが1になるように正規化される.
-
Axis Angle: W,X,Y,Z回転を使用する.Wが回転角度,X,Y,Zが回転軸である.
-
Euler: X,Y,Z回転を使用する.外因性オイラー角 (Tait–Bryan角である6種類) を指定.
-
-
Zoom: 根本拡大率.
-
PI: パラメータインジェクション.
{
x = 0.0, -- 根本のX座標 (number)
y = 0.0, -- 根本のY座標 (number)
z = 0.0, -- 根本のZ座標 (number)
rw = 0.0, -- 根本のW回転 (number)
rx = 0.0, -- 根本のX回転 (number)
ry = 0.0, -- 根本のY回転 (number)
rz = 0.0, -- 根本のZ回転 (number)
rot_mode = 21, -- 根本の回転モード (number)
zoom = 100.0 -- 根本拡大率 (number)
}
{}
は既に挿入済みであるため,PI項目では中身のみ記載する.
rot_mode
は以下のように記載する.(Transform
と同じ)
-
0
: クォータニオン -
1
: 軸回転 -
[5, 21]
: オイラー角 (外因性, Tait–Bryan角)
オイラー角の回転順序は0(3)
をX軸,1(3)
をY軸,2(3)
をZ軸のように3進数で表現した軸を回転順に並べ,10進数に変換して表現する.
例えば,XYZ Euler
は012(3)
となり,5
と表現する.
目標オブジェクトに対してカメラを向けるスクリプト.
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Target Layer: 目標オブジェクトのレイヤー.
-
Use Relative Layer:
Target Layer
で指定するレイヤー番号を相対値にする. -
Influence: 影響度.
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PI: パラメータインジェクション.
{
target_layer = 1, -- 目標オブジェクトのレイヤー (number)
use_rel_layer = false, -- 目標オブジェクトのレイヤーを相対値で設定するかどうか (boolean or number)
influence = 100.0 -- 影響度 (number)
}
{}
は既に挿入済みであるため,PI項目では中身のみ記載する.
LICENSEファイルに記載.
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v1.0.1
- 改行コードをCRLFに変更.
-
v1.0.0
- Release